東京都台東区の優良水道屋(水道業者)。お風呂(浴室)、トイレ、キッチン(台所)、洗面所の詰まり、漏水などの水回りトラブルに対応しています。耳寄り情報、キッチン流し台の水つまり解消法も参考にしてください。

■キッチン流し台の水つまり解消法

ラバーカップを使う

もっとも簡単な詰まりの直し方は、ラバーカップを使用する方法で、これでつまりが直る場合もあります。
まず詰まった排水のあるシンクに水を満たします。次に排水口に吸引カップを、力を入れて押し、そのあと上に引っぱり上げます。1回でほとんどのつまりはなくなりますが、うまくいかない場合は何回か繰り返します。ほとんどのつまりは解消します。

トラップを掃除する

キッチンの水つまりは、切った野菜のカスや残った食べ物のカスなどによる、トラップに溜まって、つまることがあります。また、市販のパイプ洗用浄剤をキッチンで使い過ぎると、油がパイプ用洗剤のアルカリと混ざって、石鹸のように固まってしまうこともあります。

市販のパイプ洗用浄剤を、キッチンの流しに使うのは、用心したほうがいい場合があります。
キッチンの水つまりは、トラップに油や汚れが溜まったことに因るものがほとんどです。
水つまりは、トラップを掃除することによって、直ることが多くあります。
トラップは、排水系統には必ず何らかの形で組み込まれています。
トラップとは、悪臭や害虫が排水管から上がって来るのを防止する装置です。形状はそれぞれ違いますが、溜まった水で、下水の臭いや害虫をストップするように、必ず水がたまるようにできていてます。
ですから、トラップに水が入っていなかったり、破損していたりすると下水菅からどんどん悪臭や害虫が上がって来るようになります。

台所の排水は、幾タイプかのものがありますが、一般的には、「わんトラップ」と、「Ｓ字トラップ」に分かれます。
台所の排水口は、と呼ばれるお椀を排水口に被せたようなタイプのものは、「わんトラップ」と呼ばれています。
これは「排水管」で臭気を抑えるS字トラップと違って、「排水口」で臭気を抑えるタイプです。
このお椀は外れますので、お手入れの際には、お椀と排水口から奥まで、ゴシゴシこすり洗いすることによって、つまりが直せる場合がほとんどです。

お椀は右に回せば外れます。はめ込むときは、左に回します。
ぬめっているとなかなか滑って外れにくいこともありますが、瓶の蓋をはずすような感覚で回すと、簡単にはずれます。

そこで考案された「Ｓトラップ」は、「排水口」で臭気を抑える「わんトラップ」と違って、排水管からの臭気が上がってこないように、「配水管」の形を工夫し、そこに水を溜めて臭気をカットする構造にしたのです。
もともと「Ｓトラップ」は、排水目皿を浅型にし、薄型のS字型のトラップにして、奥に設置することで、シンク下の収納力をアップさせるために、考案されました。

「わんトラップ」は、野菜クズなどを処理できるバスケットと、臭気止めのトラップの2役をこなす優れたものでしたが、シンク下のスペースを取ることが問題でした。これを解決したのが「Sトラップ」で、排水目皿をトラップと分離したのです。

Ｓトラップを掃除する場合は、トラップ部分を取り外しておこないます。
Ｓ字の部分が外れるか、Ｓ字の下がった部分に掃除用の蓋が付いているのでその部分を回してはずしてごみを取り取り除くようにします。汚れは歯ブラシなどで落とします。
はずし方は、まずナットのクロームメッキを傷つけないようにボロ布を巻いてからナットをウォーターポンププライヤかモンキーレンチではずします。

中にたまっている水が漏れてきますので、作業する際は、下に洗面器やバケツを置いて、水を受けるようにしてください。

「ドレインクリーナー」を使う

また、「ドレインクリーナー」を使って掃除していく方法もあります。
排水の詰まりは、配水管が閉塞しているか、固形物が中にあるのだと想像されますが、「ドレインクリーナー」を入れることにより、閉塞した配管を広げていくことができます。

「ドレインクリーナー」は、100円ショップでも販売されています。「ドレインクリーナー」を排水口にワイヤーの先頭部分をゆっくりと入れて、抜いたり、引いたりして、配管の清掃をしていきます。

上のドレインクリーナー 2m DY-44（メーカー名：エコー金属は100円で購入できます。SHOP100をはじめ、ネット通販でも販売しています。
業者の使う「ドレインクリーナー」は10メートル以上あり、ハンドルが付いていて、くるくると回しながら排水口から入れていきます。
100円ショップで販売されている商品は回す構造になっていないので、配管の中に入れて、ゴソゴソと動かして使うことになります。